本記事では日本オラクル株式会社が提供しているクラウド型ホテルPMSの『OPERA』と連携可能な自動チェックイン機についてご紹介いたします。
目次
OPERAとは
予約管理などをはじめとするホテル管理システム (PMS)で、外資系ホテルではトップシェアを誇り、世界中の40,000施設以上が導入しています。
世界のホテルグループ上位10社中8社がOPERA製品を利用しており、ハイアットホテル(Hyatt Hotels)、マイナーホテル(Minor Hotels)、ベストウェスタンホテル(BWH Hotel Group)など、世界で名だたるホテルチェーンがOracle OPERAを採用しています。
主な機能
Oracle OPERAは、予約管理、チェックイン・チェックアウト、客室の割り当て、在庫管理、会計・請求処理、顧客情報の登録・検索といった数ある基本業務を1つのシステム上で効率的に行えます。
さらに、売掛管理や清掃・設備のステータス管理、フロント業務支援なども網羅しており、マルチタスクな日常の業務を標準化・自動化することが可能です。業務ごとの情報はリアルタイムで連動し、ミスや二重入力を防ぐと同時に、スタッフ間の連携も円滑にします。
また、POSやレストラン管理などの外部システムとの連携も可能で、施設全体のオペレーションを一元管理できます。レポート機能も充実しており、収益や稼働率の分析に活用できます。
特徴
Oracle OPERAの特徴は、ホテル運営のすべてを効率的に支える高い機能性と柔軟性にあります。
まず、料金設定や予約管理をシーズンや空室状況に合わせて最適化することで売上と収益性を拡大し、客室単価や稼働率の向上につなげることが可能です。
さらに、請求と支払い処理を一元化できるため、グループ予約や法人契約時の煩雑な会計業務もスムーズになります。会計・清掃・販売管理などがひとつの画面上で連携しているため、情報の共有や確認もスピーディーです。
また、複数の施設で財務、資産管理、調達を管理する機能も備えており、ホテルグループ全体の経営状況を統一した視点で把握することができます。これにより、本部主導の戦略立案や経営判断がしやすくなり、グループ全体での利益向上にも貢献します。
チェックインシステムとは
連携可能なチェックインシステム【HOTEL SMART】

HOTEL SMARTのセルフチェックインは、部屋数の多いシティホテル (100室以上) でも、フロントを完全無人にして運用している実績があり、フロント業務の削減に寄与します。
加えて、プリチェックインを利用することにより宿泊日当日のフロントにおけるチェックイン作業は最短10秒で完了するため、顧客満足度の向上にも効果を発揮します。

これらの課題を解決し、さらなる顧客満足度や利便性の向上と業務効率化を実現します。
連携イメージ
OPERAから予約データを取得し、『滞在前』はHOTEL SMARTのプリチェックイン、『チェックイン当日』はタブレットチェックインを行い、無人化・省人化を可能にします。
また、スマートロックやカードキーなどの鍵連携やキャッシュレス決済から現金決済まで幅広く宿泊施設のオペレーションに合わせた導入が可能になります。
チェックイン方法
以下の画像をクリックしていただくと、手間のかかるチェックイン手続きをかんたんにしたスマートチェックインはご予約からチェックインまでの3ステップでご案内します。

まとめ

HOTEL SMARTのセルフチェックインシステムはOPERAのほかにNEHOPSなど他社サービスのホテル管理システムと連携実績があり、既存のオペレーションを変えずに導入することができます。
現金も対応可能な自動精算機やオンライン決済システムなど連携サービスも幅広く取り揃えており、一棟貸しや民泊など小規模施設からチェーンホテルなど大規模施設まで様々な規模やオペレーションに対応することができます。
またお客様のスマートフォンで館内案内/周辺情報が閲覧できるインフォメーションシステムのデジタルガイドや、ルームサービスや注文が行えるスマートオーダーなど施設全体のDX化を実現いたします。
すでにお使いのホテル管理システム(PMS)との連携を検討されている方は是非、一度ご相談ください!お待ちしております!