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本記事は、ホテルや民泊の開業、あるいは省人化運営されている、もしくは今後検討されている事業者様へ向けた解説記事です。宿泊管理システム(PMS)とサイトコントローラーの連携方式である「1way連携」と「2way連携」の違いを整理しました。それぞれの特徴やメリット、自施設に合った選び方について「HOTEL SMART」の知見を基に詳しく解説します。
目次
サイトコントローラーとPMSの連携方式「1way」と「2way」の違いとは?
複数の宿泊予約サイト(OTA)を一括管理する「サイトコントローラー」と、館内管理を行う「PMS(ホテル管理システム)」を接続する際、その連動方式には2つの種類があります。具体的には「1way(片道)連携」と「2way(双方向)連携」です。まずは基本的なデータ処理の流れの違いから確認していきましょう。
① 1way(片道)連携の仕組みと特徴
1way連携は、各OTAで発生した予約データをサイトコントローラー経由で「PMSへ一方通行で取り込む」仕組みです。そのため、OTA経由の予約は自動でPMSに反映されます。ただし、電話予約や現地での飛び込み(ウォークイン)が発生した場合は、スタッフが手動でサイトコントローラーの在庫を減らす作業が必要となります。したがって、OTA予約が中心で電話受付が少ない施設に適した方式といえます。
② 2way(双方向)連携の仕組みと特徴
2way連携は、PMSとサイトコントローラーとの間で「データが双方にリアルタイムで自動同期」される仕組みです。そのため、PMS(台帳)側で部屋止めや電話予約の入力を行うと、その変更が即座にサイトコントローラーへ反映されます。結果として、接続されているすべてのOTAの販売在庫が自動で調整されます。そのため、手動更新の手間を省き、二重操作を失くしたい施設に便利です。
1way連携と2way連携の比較と選び方のポイント
1way連携と2way連携は、どちらが一方的に優れているというわけではありません。なぜなら、双方ともに「予約の自動取り込み」や「ダブルブッキングの防止」という基本機能はしっかりと備わっているからです。以下の比較表を参考に、自施設の運用スタイルに合わせて選択してください。
| 比較項目 | 1way(片道)連携 | 2way(双方向)連携 |
|---|---|---|
| データの流れ | サイトコントローラー ➔ PMS(一方通行) | サイトコントローラー ⇆ PMS(相互同期) |
| OTA予約の自動取り込み | 〇 対応(自動でPMSへ取り込み) | 〇 対応(自動でPMSへ取り込み) |
| 電話・直接予約の在庫調整 | サイトコントローラー側で手動調整が必要 | PMS側に入力すると全OTAへ自動反映 |
| おすすめの施設タイプ | OTA予約がメイン、コストを抑えたい施設 | 電話予約や部屋変更が頻繁に発生する施設 |
【1way連携が向いている施設】
まず、集客の大部分がOTA(WEB予約)経由で、電話受付や現地での当日対応が少ない施設です。また、システム連携の費用や構造をできる限りシンプルに抑えたい場合に向いています。
【2way連携が向いている施設】
電話予約や公式ホームページからの直接予約が多く入る施設です。さらに、部屋止めや在庫調整の作業をPMS(台帳)側だけで一括完了させたい施設におすすめです。
なお、「サイトコントローラーの基本機能や一括管理のメリット」について詳しく確認したい方は、過去のコラム「サイトコントローラーとは」のページもあわせてご覧ください。
HOTEL SMARTが連携する主要サイトコントローラー4社を紹介
HOTEL SMART(ホテルスマート)は、国内外で豊富な実績を持つ主要サイトコントローラー4社と公式連携しています。ここからは、各社の最新特徴と公式ホームページをご紹介します。
① ねっぱん!サイトコントローラー++(株式会社クリップス)
「ねっぱん!」は、業界トップクラスの導入実績を誇るクラウド型サイトコントローラーです。在庫管理・料金管理・予約管理・分析レポートなどの基本機能を定額制で提供しています。そのため、予約件数に応じた従量課金が発生せず、優れたコストパフォーマンスを発揮します。さらに、複数サイトへの新規プランを一括登録できる機能や、電話予約オプションなど日常業務を効率化する独自の機能も充実しています。
公式HP:https://www.neppan.com/
② TL-リンカーン(株式会社シーナッツ)
「TL-リンカーン」は、全国6,000施設以上で利用されている信頼性の高いシステムです。主要なネット予約サイト(OTA)だけでなく、旅行会社(リアルエージェント)との在庫・料金の一元管理に強みを持っています。具体的には、「共通在庫サービス」により部屋やプランの管理が非常にスムーズです。また、残室数や料金の高速更新に対応しており、複数担当者による同時操作でも安定して動作します。
公式HP:https://www.seanuts.co.jp/product/lincoln/
③ 手間いらず(手間いらず株式会社)
「手間いらず」は、直感的に操作できる1画面集約型の管理画面と高いサービス安定性が特徴です。国内OTAはもちろん、Booking.comやAgodaなど海外大手OTAの推奨パートナーとして選ばれています。そのため、インバウンド集客を目指す施設に強みがあります。さらに、「手間いらず自動」「手間いらず.NET2」「手間いらずmini」など多様なプランが用意されており、自社予約エンジン「手間なしNEXT」等のオプションも豊富です。
公式HP:https://www.temairazu.com/
④ Beds24(株式会社co-reception)
「Beds24」は、世界中で40,000店舗以上が利用しているグローバルなシステムです。月額4,580円から導入できるリーズナブルな価格設定が魅力となっています。ホテルや旅館はもちろん、民泊・一棟貸し・ゲストハウスといった小規模施設に最適です。さらに、自動集金機能やAIを活用した自動値付け(レベニューマネジメント)など、高度な自動化機能を標準で備えています。
公式HP:https://co-reception.com/
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サイトコントローラー連携で「HOTEL SMART」ができること・導入メリット

宿泊管理システム「HOTEL SMART(ホテルスマート)」は、PMS機能を中心に、自社予約エンジン、セルフチェックインシステム、スマートロック連動、自動決済機能(HOTEL SMART PAY)を一体化したクラウド型オールインワンシステムです。
サイトコントローラーと連携させることで、取り込んだ予約データから部屋割り、事前チェックイン案内メールの自動送信、鍵の暗号キー自動発行、事前決済までを一貫して自動化できます。1way連携・2way連携の双方に対応しているため、民泊・一棟貸しからホテル・旅館まで、各施設のオペレーションに合わせた最適なDX運営をサポートいたします。
まとめ:自施設に合ったサイトコントローラーと連携方式を選ぼう
今回は、サイトコントローラーとPMSの「1way連携」と「2way連携」の違い、ならびに主要なサイトコントローラー4社の特徴について解説しました。どちらの連携方式にもそれぞれの強みがあります。そのため、予約経路や電話対応の有無、運用コストのバランスを考慮して選択することが成功の鍵となります。
自施設に最適なシステム選定や自動化構築でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
